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2021/02/27

Uは未確認のU

突然ですが、UFOに興味があります。といっても、焼きそばではありません。
いえ、焼きそばも好きだけど。

超常現象のニュースでしばしば取りあげられるUFOは、Unidentified Flying Object(未確認飛行物体)の頭文字を取った語。

「未確認」とされているので、もし異星人の飛行物体であると確認されれば、厳密な意味ではUFOとは呼べないそうです。

仮に、確認されれば、Identified Flying Object (識別された飛行物体)?


Flying Saucer(空飛ぶ円盤)という呼称もありますね。

Wikipedia によると、アメリカ軍は、新たに「UAP(unidentified aerial phenomena)」(未確認空中現象)という言葉を定義したとのこと。

objiect(物体)ではなく、単なる aerial phenomena(空中現象)という言葉に変えて、エイリアン的イメージを払拭したかったんだろうけど、かえって逆効果になった様子。


それはともかく、unidentified は、大変都合のいい言葉で、確認できない色々なものに付けられます。

よく耳にする UMAは、Unidentified Mysterious Animal(未確認動物)。これは日本人の造語で、和製英語だそうです。意外😮

Unidentified Submerged Object(未確認潜水物体)は、れっきとした英語です。
略語は USO ですが、ウソではありません。


他にも、an unidentified witness(身元不明の目撃者)や、two unidentified men(身元不明の2人の男)のように、「どこのだれか分からない」「名前や正体が知られていない」といった意味で使えます。

イングリッシュパーラー - 英語とTOEICとサステナブルなハッピーライフ