「クビを突っ込むな」「よけいなお世話」というように、相手を拒絶する場合は、
“That’s none of your business.”
「あなたには関係ない」「お呼びじゃない」というニュアンスの言い回しは他にもいくつかあり。
“You’re not welcome here.”
「お呼びじゃない」
welcome は「ようこそ」という挨拶的な間投詞の他、「~を歓迎する」という動詞だったり、「歓迎された」という形容詞だったりもします。
お礼を言われた時の返しの言葉として定番の、“You're welcome.”(どういたしまして)は形容詞の用法です。
not を付けて、not welcome と言われると、なかなかキツイものがあります😓
“Thanks for nothing.”
これは、何もないものに対して、お礼を言う皮肉です。
何かしてもらったわけじゃないのに、当てこすりで「ありがとう」と。
『探偵マイク・ハマー』という昔の映画で、初めてその台詞を聞いたんですが、その時のシチュエーションは、手助けをしようとする友人に、自分一人で片づけるから手出しするな、というニュアンスでした。
なので、日本語の翻訳も「何もしてないくせに」みたいな皮肉ではなく、「よけいなお世話だ」になってました。
気持ちは有難いけど、手出し無用、という相手のことを気遣ったゆえの拒絶。
同じ台詞でも、状況によって、込められた意味は違ってきますね。