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2021/02/10

地球外生命体を英語で言う

昔『E.T.』という映画がありました。原題は The Extra-Terrestrial

extraterrestrial は「地球外の」という形容詞。映画タイトルは、the が付いて名詞になったパターンです。
一般的には、extraterrestrial beings/life で「地球外生命体」。

余談ですが、extraterrestrial と extraterritorial(治外法権の)は、もはや間違い探しのレベルでスペルが似ている単語です。

地球外生命体には、他の言い方もあります。たとえば、E.B.E.
これは、Extraterrestrial Biological Entity(地球外生物的存在)の頭文字を取った three-letter abbreviation(3文字略語)です。

E.T. よりさらに回りくどい単語を使ってますが、意味は同じ。

映画タイトルで考えると、地球外生命体の代表格は『エイリアン』でしょうか。
alien は、a creature from another world(別世界の生物)。また、alien には「外国人」の意味もあります。

sting の Englishman In New York の以下の歌詞は有名ですね。

“I'm a legal alien”(自分は合法的な外国人だ)



alien は、法律上の公式な言い方です。
とはいえ、映画のイメージが強すぎるせいか分からないですが、alien は「よそ者」というニュアンスになるので、外国人に対して使うのは避けたほうがよいとか。

日本語でも、「外人」と言う表現がよろしくないのと同じですね。

イングリッシュパーラー - 英語とTOEICとサステナブルなハッピーライフ