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2021/02/11

anybody と somebody

Where's The Fire は、Tim Feehan の曲。
チャーリー・シーン主演の80年代の映画『処刑ライダー』のテーマになってます。

ニコニコ動画では「おっさんホイホイ」のタグがついてて、地味にショック(苦笑)。
映画の邦題もなかなかですが、原題は The Wraith。wraith [réiθ] の意味は 「生霊」。

この原題、そのまま訳したらホラーだと思われることでしょう。
日本語タイトル付けた方の、ナイスなセンスに乾杯です。

映画は、若い頃のチャーリー・シーンが最高にカワイイ(←失礼)ので、機会があれば、ぜひご覧ください。

Doesn't anybody know?
「誰も知らないのか?」

Where's The Fire の歌詞のサビの部分ですが、anybody の否定疑問文になってます。
“Does anybody know?” と普通に疑問形なら、「誰か知らないか?」ですね。

any と some の違いとして、一番明快なのは、any は「否定文・疑問文」、some は「肯定文」で使う、ということ。

これに当てはまらない場合も、もちろんあるわけで。

疑問文でも、肯定の答えが期待される時は、any でなく、some を使ったりします。

Would you like some milk in your tea?
「紅茶にミルクはいかがですか」

逆に、肯定文で any を使う時は、「どれでも構わないけど、どれか(ひとつ)」。数えられる名詞の前に付いて、単数扱いです。

anybody なら、「誰でも構わない誰か」。

Anybody can use the pool.
「誰でもプールを使える」

対して、some は、数えられない名詞も複数もあります。
somebody は、「誰かは分からない誰か」

Somebody told me.
「誰かが私に言った」

違いは、はっきりしてます。

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