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2021/08/09

英語の接尾辞イアのいろいろ

名詞の後によく付いてる “-ia”。

Ethiopia(エチオピア)、Romania(ルーマニア)、Algeria(アルジェリア)、Liberia(リベリア)などなど、-ia が付く地名(国名)は多いです。

また、植物だと zinnia(百日草)とか。

他によくあるのが、病名。
カタカナ読みで通じるものだけでも、パラノイア( paranoia )、アムネシア( amnesia )、ヒステリー( hysteria )など多数。
日本語だと「ヒステリー」ですが、読みはヒステリアです。

精神系の病状だけではなく、malaria(マラリア)や anemia(貧血)なんてのもあります。

ただ、海外旅行のお供ともいうべき(?)「下痢」はというと…。ダイアリアという発音なのに、スペルは diarrhea で -ia じゃないという。

集合的な名詞では、media(メディア)、academia(アカデミア)、bacteria(バクテリア)とか。

英語の接尾辞としての -ia は、病状の名前や集合名詞になります。

たとえば、 hypoxia(低酸素症)は、hypo-(under の意味の接頭辞)+ oxygen(酸素)+ -ia(病状の意味の接尾辞)。

militaria(ミリタリア:歴史的な軍事関連物)なら、military(軍隊)+ -ia(集合的なものを意味する接尾辞)。

また、アメリカのアイオワ州(Iowa)の略語も、Ia.。
Ia という略語については、他にも山ほど例があるので、ここでは割愛します。

イアって、いろいろな言葉に使われてるのは、語感がいいんでしょうかね。

ちなみに、個人的に一番初めに頭に浮かんだのは、“Ia, Ia, Hastur.”(イア、イア、ハスター)でした。


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