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2021/08/18

レイトティーン・ブギ

昭和時代、『ハイティーン・ブギ』というマンガ原作の映画がありました。
英語タイトル(?)は、Highteen Boogie。

boogie は英語で、音楽の「ブギウギ」。他に「出て行く」という意味や、他にもいくつか、あまりよろしくない意味のスラングが豊富です。

映画『ハロウィン』に出てくる殺人鬼「ブギーマン」は、boogeyman ですが、一般名詞としてのブギーマンは「子供をさらう小鬼(幽霊)」のことで、boogeyman の他、boogiemanbogeyman 等、表記が色々あります。

問題は、highteen という語。
調べてみても、highteen という英単語は見つかりませんでした。

high teen と二語になった表記はあったけど、high teen の “high” は、high school の略だったり、「ハイになった」という意味だったり。
日本語の「ハイティーン」の意味ではなさそうです。

ただ、「18、19くらいの数」の意味で使われることはあるようです。気温や価格などを言う時、主に複数形で使われるとか。

Temperatures will be in the high teens.
「気温は18度前後になるでしょう」

日本語での「ハイティーン」「ローティーン」は、英語では late teenearly teen

in one's late teens は「18~19歳くらいに」。ハイフンでつなげば、late-teen(ハイティーンの)という形容詞。

年齢は、ハイ・アンド・ローではなく、レイト・アンド・アーリーってことでしょうか。
日本語の「ハイ・ミス」も和製英語で、英語では spinster です。

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