日本で不吉な数字といえば、「4」と「9」。
4は「死」、9は「苦」という発音からの連想で、4のほうは中国でも同じようです。
9は、もしかして日本だけ?
色々調べても、9を忌避することに対して、「日本では」と書かれてます。
iPhone8の後続が、iPhone9ではなくiPhoneX(10)だったり、Windows8の次が、Windows9ではなくWindows10だったりしたのは、イメージ一新のためとか言われてます。
どちらも9だったので、9にまつわるジョークのようなオカルトのような噂もいろいろ囁かれました。
でも実際のところ、アメリカでは9を不吉な数字ではないので、9を避ける理由はありません。
ただ、『ナインスゲート』と言う映画もあったし、A cat has nine lives.(猫は9つの命を持つ)と言われたり、9という数字は結構あちこちに出てきます。
A stitch in time saves nine.
「時間内に1針縫えば、9針の手間が省ける」
これは、今すぐに問題を解決しておけば、問題が大きくなるのを止められる、という意味。
英国のロックダウンに際して、ボリス・ジョンソン首相がスピーチでこのフレーズを述べた時、"a stitch in time saves nine" のネット検索数が一気に跳ね上がったとか。