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2021/08/11

アイキャンディーとアイキャッチ

アイキャンディーという言葉を初めて聞いた時、私は目玉型のキャンディーかと思いました。
某鬼太郎のお父さんみたいな。

実際、英語の eye candy は、スラングで「ビジュアル的に目を楽しませたり興味をひいたりするもの」のこと。
日本語の「目の保養」にちょっと似てるかも?

He wanted to put some eye candy on their web site.
「彼はウェブサイトに何か目を引くものを入れたかった」

ただ、eye candy は、目は楽しませてくれるけど中身はない、といったニュアンスもあったりするので、使う時は気を付けたほうがよさそうです。

Most television fare is just eye candy.
「たいていのテレビ番組は、ただのアイキャンディーだ」

この fare は、あまり馴染みのない使い方かもしれませんが、特にエンターテイメントとしての「放映作品」「番組内容」の意味です。

アイキャンディーとどことなく似てる、「アイキャッチ」。
これは日本語で、よくテレビ番組でCMに入る前に流れるイメージのこと。

eye-catch(あるいは、eyecatch)という一般名詞は、アルクの英辞郎にはスラングとして載ってたけど、日本語の「アイキャッチ」の意味では通じなさそうな気がする…。

ただし、「人目をひく」という意味で eye-catching という形容詞はあります。
eye-catcher(アイキャッチャー、人目をひくもの)という名詞も、ちゃんと英語です。

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