「〇〇さん、いますか?」と間違い電話が掛かってきた時、「いません」だと、単に不在なのかなと思われちゃいます。
I'm afraid you have the wrong number.
「番号をお間違えじゃないでしょうか」
と丁寧に言ってあげられれば、いいですね。
There's no one here by that name.”
「そういった名前の者は、ここにはおりません」
こう返す場合もあるかもしれません。特に会社関係とか。
by that name は直訳すると、「その名前で(は)」。
I don't know anyone by that name.
「そういった名前の人は知りません」
「〇〇さんて知ってる?」とか聞かれて、こう答えたり。
that がなく、by name なら「名前で」「名前は」。
She asked for you by name.
「彼女はあなたを名前で呼んだ」
ask for+人 は、ただ「呼ぶ」というより、「呼び求める」「来て欲しいと呼ぶ」。
また、by the name of~ は「~という名前で(の)」。
an actor by the name of Joe(ジョーという名の俳優)とか、
He goes by the name of Joe.
「彼はジョーという名で通っている」
go by the name of~ は「~と呼ばれている」「~の名で通る」。
ただし、names と複数の場合は要注意。
call 人 names は「~に悪態をつく」の意味になります。
Stop calling me names!
「悪口をやめろ」
なんだか、「名前を呼ぶな」と間違えそうな。
“Don'call me 〇〇!”(〇〇と呼ぶな)は、映画でよくあるフレーズですね。